オープンワールドFPS『FAR CRY 2』のレビューです。
2008年11月27日にXbox360版が発売され、
PS３版は12月25日に発売予定です。
FAR CRY 2はオープンワールドFPSで二大勢力が内戦を繰り広げる
アフリカを舞台に
物語が進みます。プレイヤーは一人の傭兵となって
様々なミッションをこなしていきます。
ゲームエンジンにはこのゲームの為に開発された「Dunia」が使用され
ており
広大なマップの綺麗なグラフィックだけでなく自然現象までリアル
に表現されている。
キャラクター
プレイキャラクターには様々な年齢や経歴、人種など
９人の中から選びます。選んだキャラクターによってストーリー展開が
微妙に違い、何度でも楽しめます。
すべてのキャラクターは武器商人ジャッカルを追い詰めるのが目的です。
選んだキャラクター以外はバディと呼ばれ、プレイヤーのサポートを
してくれたり、時には敵になったりと、物語に関わるでしょう。
FAR CRY 2はすべてFPS視点で描かれており、あたかも自分がそこに
いるかのように思え、疑似体験度がかなり高い。
親切設計
物語はミッションを請け負って進んでいきますが
ミッションをこなす方法、順番などは自由。
敵の陣地に突っ込み機関銃で全滅させるのもありですが
敵に見つからないように侵入し、捕虜を助け出すこともできます。
もちろん、敵の陣地への侵入方法も様々で、丘の上から偵察し
スナイパーライフルで敵数を減らしたり、マシンガンで突進したりと
自分のプレイスタイルで様々なプレイ方法が生まれるでしょう。
広大なマップを移動するには、道に乗り捨てられてる？車に乗ったり
マップの端から端までの移動はバスを使用して安全に移動できます。
地図の表示が非常に親切で、縮尺の切り替えが出来るのはもちろんのこと
地図をみながら歩き回れる事ができます。現実ではそうしますよね。
自分の居る位置や方向、拠点の位置、ミッションの目的地、サブミッション発生位置
など様々な情報が厳選されて表示されているのですごく使いやすい。
車で移動中にも同様に地図を開けられ、これには関心しました。
車で移動中に地図ばかり見ていると岩や木に激突…
そうなでば車が壊れて、下手すりゃ岩に乗り上げたり、谷に落ちたりして
結局、徒歩で移動なんて事態に陥り兼ねない…
そんな事にならないように、交差点？には看板が立っており
武器屋と次の目的地が看板に色分けされ表示されます。（赤色の看板が目的地）
天候、時間の表現
FAR CRY 2では天候の変化（風の強さなど）時間の変化などによって
グラフィックが徐々に変わっていきます。
夜になれば車のライトをオン♪
ただ周りが明るくなるだけではなく、実際にライトで照らされてる表現が
リアル。
天候が悪くなってくると、風が強くなってきて、草木が自然と揺れる様は
すごいとしか言いようがありません。
物語が進むと、様々な場所にアジトを確保することができます。
そこにはベットが用意されていて、寝る時間をタイマーでセットすると
時間を早送りすることができます。夜では行動しにくいジャングルなどでは
寝てしまった方が安心ですねｗ。
極まる炎の表現
ゲームエンジン「Dunia」の最大のうりの一つである炎の表現
火炎瓶や火炎放射器、車の爆発やドラム缶の爆発など
FAR CRY 2では様々のシチュエーションで乾燥地の木々を燃やして
しまうことがあります。他にも車やタイヤなどももえてしまします。
ジャングルや湿地では、火が起こってもそれほど燃え広がることは
ないが、乾燥地帯では炎はすぐに燃え広がり、あたり一面が
山火事状態にｗ
こんな草木に火をつけると
燃えちゃいます（よい子は真似しないように）
ゴーーーーー パチパチパチ
すんごい勢いで燃え広がり、それも風の方向に燃え広がりやすいです。
急斜面では上方向に燃え広がっていきます。ちと罪悪感が…
あーあぁ 炭になっちゃった…
驚いたのが、燃えた後を歩くと、足音がシャリシャリした感じに…
本当に灰の上を歩いてる音がするのです、すげーーーｗｗｗ
FAR CRY 2の自然を表現するという意気込みをマジで感じる事が
できました。
まとめ
まだまだ進行率が１０％ほどですが
この手の作品としては最高の出来だと思います。
自然との一体感、隠れて任務を遂行する緊張感
敵をバンバン倒す爽快感、どれをとっても一級品に
間違いありません。
オープンワールドFPSとして新境地を切り開いた作品
ぜひプレイしてみてください。
FAR CRY 2公式HP
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