一言にLEDといっても
じつに様々な物が発売されています。
明るさや色はもちろんの事
形や用途など、目的に応じて選ばなければなりません。
1 : LEDとは?
まずLEDについて少しだけ勉強しておきましょう。
LEDとは発光ダイオードと呼ばれる半導体素子の事であります。
白熱電球などに比べて寿命が非常に長く消費電力が少ないのが特徴です。
発光する光の明るさは、LEDに加える電流量に比例するが
大電流を流すと劣化のおそれがあります。
熱には弱く、80°以下で使用しないと寿命が極端に短くなる
傾向があるようです。
本来発熱が少ないというLEDですが、高出力タイプになると
かなり発熱するので、80°以上にならないように
ヒートシンクなどで対策をしなければなりません。
2 : LEDの色
2001年以降の青色発光ダイオードの登場によって
現在様々な色のLEDが発売されています。
・白色
・青色
・緑色
・ピンク色
・電球色
・黄色
・オレンジ色
・赤色
・紫色
・黄緑色
・青緑色
・フルカラーLED
フルカラーLEDは赤色・緑色・青色のチップは入っているLEDで
各色の光量を調整することによってRGBの任意の色を作り出す事ができます。
紫色は特殊なカラーであり、紫外線ライトと呼ばれるものと同じようです。
直視すると危険なので、取り扱いには注意しましょう。
青緑色は信号機の青信号と同じ色です。
3 : LEDの形状
LEDには現在様々な形状のものが発売されてます。
その中でも、一般的に使用されるものだけを紹介します。
まずは私が所有している物から説明します。

写真の番号順に。
1,砲弾型5㎜LED
2,砲弾型3㎜LED
3,角形LED
4,円筒型3㎜LED
5,円筒型5㎜LED
6.砲弾型8㎜LED
7,砲弾型10㎜LED
8,FluxLED
9,フラットFluxLED
10,3528RGB
11,3020チップLED
12,フルカラーLED
他に、2色発光LEDや自己点滅LEDなどがあります。
ラジコンなどホビー向けLEDは上記くらいでしょう。
一般的に目にするLEDは5㎜の砲弾型LEDです。
ラジコンのライトキットなどで使用するLEDですね。
砲弾型LEDは光線が15°の通常タイプと
60°の広角タイプがあります。
用途によって使い分けるといいでしょう。
円筒型LEDは広角砲弾型よりも広角に光りが広がり
90°の範囲で照らすことができます。
FluxLEDは砲弾型の半分くらいの高さしかないLEDで
低スペースに適しています。
光線は90°に広がるので、低スペースを範囲的に
照らすのに適してると思います。
FluxLEDのなかでもフラットタイプがあり
こちらは最も光りが広がるタイプで
160°となっています。
ルームランプなどに適してると思います。
チップLEDは模型などの省スペースに配線する時に使用し
最近ではテープLEDなどに使用されている場合が多いです。
このように様々な色や形のLEDが市販されていますので
用途によって上手に使い分けるのがいいでしょう。
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