今回は抵抗の上手な使用方法について説明します
1 : 抵抗を揃える
ラジコン用のLEDに使用する抵抗は
1/4W金属被服抵抗がいいと思います。
1個の価格は販売店によっても違いますが
単体で購入すると約10円ほど
10個単位で購入すると1個5円とか。
通常販売されている100個入りの袋だと
1個の価格が1円~2.5円ほどだと思います。
筆者は10Ωから10kΩまですべて100個単位で購入しましたが
さすがにここまで揃えると値がはります…。
そこで、揃えて損はないお勧め抵抗は以下の通りです。
100Ω
240Ω
470Ω
620Ω
820Ω
1kΩ
1.5kΩ
2kΩ
3kΩ
最低限これだけあれば、自由な明るさに調整する事が出来るでしょう

2 : 使用場所によって抵抗値を変える
ラジコン用LEDは明るければそれでいい!
という訳ではありません。
やはり、使用場所によって明るさを変化させるのが
魅せるポイントです。
しかし、市販のLEDユニットなどは
少し暗めですよね。(安いLEDを使用してる為と思われるが)
● フロントライト
フロントライト向けのLEDは
出来るだけ明るいものが良いと思います。
例えば白色なら、最大の明るさで点灯させる場合
1個だと240Ωの抵抗で大丈夫です。
2個を並列に配線するなら100ΩでOKです。
● ウインカー
ウインカーはどうでしょう。
あまりにも明るいのは変ですよね。
最近の実車でみられる常時点灯ウインカーは
少し減光してあるタイプがあります。
その方が品格がありますからね。
よって、オレンジor黄色LEDに
1個なら620Ω~1kΩがお勧めです。
● テールランプ
テールランプはウインカーよりも暗めがいいですかね。
それなら赤色LED1個につき
1kΩ~3kΩの抵抗がお勧めです。
このように、使用場所や目的の明るさによって
抵抗値を変えていくのがいいでしょう。
応用すると、白色LEDに240Ω使ったんだけど
少し明るいかな?と思ったら2個並列で配線してください。
少しだけ暗くなると思います。
だから、ある程度の抵抗を持ってさえいれば
LEDの個数によって明るさを自由に変化させる事ができます。
それでも満足いく明るさが求められないなら、上記以外の抵抗を
買い足せばいいと思います。
※注意 LEDは本来並列配線してはいけません。
寿命が短くなることや、焼損する場合があります。
並列配線する場合は、自己責任でお願いします。

3 : 異なる色のLEDの並列配線
ラジコン用にLEDを配線する場合に作業として大変なのは
抵抗と配線が多くなる事でしょう。
だから、出来るだけ抵抗の数を少なくしたいですよね。
しかし、LEDによって使用される電圧が異なります。
異なる色のLEDを並列に配線するにはどうしたらいいのでしょう。
そこで、並列に配線しても問題なく目的の明るさが求められる
色を分類します。
※注意 以下のリストは通常使用されるLEDを元に分類しています
0.5wLEDやパワーLEDなど特殊なLEDはここに含まれていません。
3.2Vを使用するLED
・白色(自己点滅LED含む)
・電球色
・青色
・緑色
・黄緑色
・ピンク色
・紫色
2Vを使用するLED
・赤色(自己点滅LED含む)
・黄色
・オレンジ色
4.5V~5Vを使用するLED
・七色自動変化LED
・自己点滅青色LED
以上を元に配線すると。
フロントライトによく使用される色は
白色、青色、電球色、黄色、オレンジ
1個の抵抗で並列に白色、青色、電球色は
同時に点灯させる事ができます。
黄色やオレンジ色LEDは別に抵抗をつけましょう。
これだけ覚えておけば
センス次第で最高の電飾ボディーが出来るでしょう。

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